引っ越しの電気とガスの手続きは?立ち会いが必要なのはどちら

引っ越しの電気とガスの手続きは?立ち会いが必要なのはどちら

引っ越しの電気とガスの手続きは?立ち会いが必要なのはどちら

ガスコンロのバーナー部分と五徳

引っ越しでは、電気とガスの手続きも欠かせません。水道と違って、ガスだけは新居で使い始めるときに立ち会いが必要になるため、日程の組み方が変わります。手続きを後回しにすると、引っ越し当日にお湯が使えない、ということにもなりかねません。

この記事では、電気とガスの手続きの期限の目安、停止と開始のやり方、立ち会いが必要なケース、当日に使えないときの対処までを整理します。東京ガス、大阪ガス、東京電力エナジーパートナー、中国電力、沖縄電力などの公式ページで確認できた内容をもとに書きました。水道の手続きは、別の記事にまとめています。

引っ越しの電気・ガス手続きはいつまでにすればいい?

電気とガスでは、動き出す時期が違います。ガスは、日程を合わせる開栓作業があるため、東京ガスのコラムは、使用停止も使用開始も、引っ越しの1〜2週間前までに済ませるよう勧めています。大阪ガスも、余裕をもって10日前までに申し込むよう案内しています。電気は、東京電力エナジーパートナーが、使用開始の申し込みを引っ越し日の1か月前から当日まで受け付けています。ただし、当日や翌日などは手続きできない場合があると注意しています。

項目手続きの目安立ち会い
電気(停止・開始)開始は引っ越しの1か月前から申し込める(東京電力エナジーパートナーの例)。早めに済ませる不要
ガス(停止・閉栓)引っ越しの1〜2週間前まで原則不要(オートロックなど、ガスメーターまで入れない場合は必要)
ガス(開始・開栓)引っ越しの1〜2週間前まで必要(代理人でも可)
水道3〜4日前が目安の水道局が多い(自治体で違う)自治体の案内を確認

※2026年10月30日時点の各社の案内です。水道は、引っ越しの水道手続きの記事で、自治体ごとの違いをまとめています。

引っ越しシーズンは、さらに早めの予約が必要です。東京ガスのコラムによると、2月末から4月初旬の引っ越しシーズンは、どの時間帯も混み合います。大阪ガスは、3月や9月は直前の申し込みでは、希望の日時どおりにできない可能性があるとしています。

電気の引っ越し手続きは停止と開始の2つ

電気は、旧居の使用停止と、新居の使用開始を、それぞれ申し込みます。使用開始も停止も立ち会いは不要です。これは東京ガスの案内に書かれていて、中部電力ミライズも「原則、お立会いは不要」としています。

停止を申し込むときは、いまの契約を特定する番号が必要です。東京電力エナジーパートナーは、検針票(紙またはWEB)を手元に置くと手続きが進めやすいと案内しています。電灯契約と動力契約など、複数の契約がある場合は、契約ごとに停止を申し込みます。中国電力は、インターネットで停止を申し込むときに契約番号が必要で、「電気ご使用量のお知らせ」を用意するよう案内しています。退去するときは、安全のため、ブレーカーを「切」にします。

開始を申し込むときは、使用開始の日時、住所、契約名義と連絡先、支払い方法、料金メニューを伝えます。沖縄電力の案内にある確認事項です。注意したいのは、電気温水器やエコキュートです。お湯を沸かす設定が深夜の時間帯になっているため、入居日から使うには前日から通電しておく必要があり、沖縄電力は入居日の前々日までに申し込むよう案内しています。

引っ越しを機に、電力会社を変える人もいます。東京電力エナジーパートナーの案内では、新しく契約する電気販売会社に直接申し込めば、その会社が東京電力の停止手続きを代行します。切り替え先の契約内容によっては、東京電力への連絡が必要な場合もあります。

ガスの停止(閉栓)の手続きと立ち会い

旧居のガスは、契約中のガス会社に使用停止を申し込み、停止の日程と作業の時間帯を決めます。東京ガスは、Webか電話で申し込む形で、停止にはお客さま番号が必要です。大阪ガスの停止の申し込みでは、使用中止先の住所、電話番号、建物の形態、使用中止の希望日と時間帯、転居先の住所、支払い方法を伝えます。

閉栓の作業は、原則として立ち会いが要りません。ただし、オートロック式の建物などで、作業員がガスメーターのある場所まで入れない場合は、立ち会いが必要です。大阪ガスは、屋内にガスメーターがある場合も同じだとしています。立ち会いは、マンションの管理人など代理の人でも構いません。作業員が来てガスメーターを閉じるまでは、ガスを使い続けられます。作業の時間帯は、停止を申し込むときに指定します。

ガスの開始(開栓)の手続きと立ち会い

新居のガスは、使用開始の申し込みに加えて、開栓作業への立ち会いが必要です。東京ガスの案内では、宅内で立ち会いのもと、点火の確認と安全のための説明を行います。大阪ガスも、ガス漏れの検査や点火の確認で住居の中に入るため、必ず立ち会うよう案内しています。作業時間は、大阪ガスで15〜20分ほどです。東京ガスのコラムは、20〜40分ほどとしています。

本人が立ち会えないときは、代理の人でも構いません。東京ガスは、ガス会社からの連絡内容を伝えてもらえる人として、マンションの管理人や大家さんを挙げています。代理の人に頼むときは、事前にガス会社へ連絡しておきましょう。

申し込みでは、契約者の名前、新居の住所と電話番号、いまの住所、建物の形態、当日連絡がつく電話番号、使用開始日と訪問を希望する時間帯、立ち会う人の名前、使う予定のガス機器を伝えます(東京ガスの例)。立ち会いでは、ガス機器の点火も確認します。備え付けではないガスコンロなどを使うなら、立ち会いの前に新居へ用意しておきます。東京ガスのコラムには、大きな家財を運び込む時間と開栓作業が重なると、荷物が邪魔になりやすいという声も載っています。立ち会いの時間は、搬入の山を外して決めると、スムーズです。

なお、ガスの会社は、都市ガスかプロパンガスかで変わります。大阪ガスのページには、プロパンガスの開栓と閉栓は別の事業者に問い合わせるよう書かれています。新居のガスがどちらなのかは、不動産会社や管理会社に確認しておきましょう。

電気とガスをまとめて申し込む方法

同じ会社で電気とガスを使う場合は、まとめて申し込めます。東京電力エナジーパートナーは、電気とガスの停止・開始を、Webで一度に申し込めるとしています。申し込んだ内容は、あとからWebで確認・変更・取消ができます。電気とガスの停止・開通の予定日の1営業日前、午前12時までです。東京ガスも、ガスと電気の開始や停止を、Webや電話で一緒に申し込めると案内しています。

まとめて申し込む場合も、先に決めたいのはガスの立ち会い日です。東京ガスのコラムは、日程調整が必要なガスの手続きを、電気より先に進めるよう勧めています。

引っ越しの電気・ガスの手続きを忘れたとき

手続きを忘れたことに気づいたら、気づいた時点で、すぐにガス会社や電力会社へ連絡します。東京ガスは、タイミングによっては当日に対応できる場合があるとしています。ただし、ガスは基本的に立ち会いが必要です。大阪ガスの案内では、電話の申し込みは当日の12時までなら、当日中の作業も可能です。ただし、シーズンによっては混み合います。

新居でガスが使えないときは、開栓の手続きが終わっているか、そして元栓が閉まっていないかを確認します。電気が使えないときは、東京電力の案内に、アンペアブレーカー、漏電遮断器、配線用遮断器の順に、つまみを「入」にする手順が載っています。東京電力の案内で確認できます。それでも使えないときは、契約した会社へ連絡しましょう。

引っ越しの電気・ガスの手続きの流れとまとめ

ここまでの内容を、手続きの順に並べます。

  1. 引っ越し日が決まったら、新居のガスが都市ガスかプロパンガスかを不動産会社や管理会社に確認し、ガスの開栓に立ち会える日を先に決める
  2. 旧居の検針票を探して、電気とガスのお客さま番号(契約番号)を控える
  3. 電気とガスの停止・開始を申し込む(同じ会社なら、まとめて申し込める)。水道は別に申し込む
  4. 引っ越し当日は、旧居でブレーカーを「切」にし、新居ではガスの開栓に立ち会って、電気はブレーカーを入れて通電を確かめる

全体の順番は一人暮らしの引っ越しやることリストに、役所や金融機関などの住所変更は引っ越し後の住所変更手続き優先順リストにまとめています。水道は引っ越しの水道手続きの記事も参考にしてください。

まずは、新居のガスの種類を確認して、立ち会える日を決めるところから始めてみてください。

あわせて、賃貸契約の初期費用の記事も参考にしてください。

あわせて、国民健康保険の引っ越し手続きの記事も参考にしてください。

冷蔵庫を新居に置いたあとの電源の入れ方は、冷蔵庫の引っ越しの記事にまとめています。

エアコンの取り外し・取り付けの依頼先は、エアコンの引っ越しの記事で確認できます。

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